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シリーズ 陰・陽・木・火・土・金・水のお話 その2 陰陽について


「陰・陽・木・火・土・金・水のお話 その1」の続きです。

 

「陰・陽・木・火・土・金・水のお話 その1」の最後で、次回は、それぞれの要素についてお話しすると書いたのですが、その前に、当院でどのように「陰陽」「五行(木火土金水)」を捉らえて鍼灸治療・メディカルアロマをしているかお話をする必要があると考えますので、当院の治療と陰陽木火土金水についてお話したいと思います。

 

東洋医学では、1つの症状だけを取り出して、それに対してのみ治療をするわけではありません。

 

その症状が、陰性のものか陽性のものか、陰・陽のバランスがどのように体の中に存在しているかを把握するところから治療が始まります。

 

陰性の症状は、冷えによりおこる症状です。

 

症状の質としては、慢性的で、重く痛む、冷える、血のめぐりが悪いことなどが挙げられます。

 

陰性の症状が起きる原因は、

 

①慢性的に体が疲労していて体を温めることができなくなっている

 

②冷たいものが好きで、胃腸が冷えやすい食生活をしている

 

③クーラーなどでいつも体を冷やしている

 

④加齢のために熱を作りにくくなっている

 

⑤運動不足など、代謝が落ちやすい生活をしている

 

⑥以前の大きな病気や怪我などの病巣周囲に血行不良が起こり、体全体に温かい血をめぐらすことができない

 

⑦そもそも虚弱体質で、熱を作ったり、血をめぐらす力が落ちている

 

などが挙げられます。

 

多くの慢性的な症状は陰性で、当院で行っている東洋医学的な鍼灸・メディカルアロマテラピーは、陰性の症状を治療する最適な医療と考えております。

 

陽性の症状は、たとえば感染症などの熱感を伴う症状です。

 

感染症では、炎症を起こし強い痛みや熱感が起こります。

 

インフルエンザや蜂窩織炎などの感染症や虫垂炎、腹膜炎、急性肝炎、急性膵炎などの急性の炎症症状は、患部や全身に熱感やズキズキした痛みがでます。

 

陽性の症状の中でも、急性の炎症や感染症に関しては鍼灸治療やアロマテラピーよりも、抗生物質などの西洋医学的治療を受けるほうが、はるかに効果的です。

 

早急に内科や外科を受診することが肝要です。

 

陽性の症状を呈する状況として、外からの影響ではなく、体の中で陰陽がうまく混ざり合わないために部分的に陽性の症状が出ることもあります。

 

少し前のタイプの風呂釜でお湯を沸かしたことを思い出してください。

 

お風呂の表面だけが熱くなっていて、下の方はまだ水にもかかわらず、お湯が焚けたと勘違いして、風呂に入ったらとても寒かったという経験がある方は、多いのではないでしょうか?

 

旧式の風呂釜には、それ自体に水を動かす力がなく、お湯と水が交じり合わず、風呂の水全体としては、冷たくても、表面上熱いお湯のようになっている状態です。

 

それと同じことが体の中でも起こることがあります。

 

全体としては、冷えて陰の状態なのですが、体の中で陰陽両要素が、うまく交じり合うことができないために、部分的に熱を生じ、強い痛みが起きることがあります。

 

例えば、子宮内膜症などでは、体自体は冷えて血行不良があり陰性なのですが、血を動かさなくてはいけない月経に伴い、特に血行不良がおきやすい子宮内膜症の部位に血液がたまることで、さらに血行不良が進み、強い痛みという陽性の症状が出ます。

 

心身において、陽は心の動きを表し、陰は身の状態を表します。

 

体の中で陰陽がうまく交じり合っていれば、心と体のバランスは取れて心身ともに健康でいられます。

 

しかし陰陽が交じり合わない状態ですと陽の気は上に昇る性質がありますので、ふらつきや精神性の病いや顔面部の疾患、脳疾患などがおきることもあります。

 

また、陽性の症状は、冷えを取るために熱をあえて体が作っていることもあります。

 

いわゆる風邪の症状は、胃腸や呼吸器に入った冷えを取るために発熱し、体を温め、咳、くしゃみ、痰などの呼吸器症状や嘔吐、下痢などの消化器症状で冷えを外に出す反応と考えます。

 

陰陽のバランスが崩れることで症状は起きていると考え、そのバランスを調えることが東洋医学の本質です。

 

当院で行われている鍼灸治療・メディカルアロマテラピーは、体の冷えを取り、陰陽のバランスを調えることで、あなたの体の自然治癒力を高め、あなた自身の力で健康体になるお手伝いをさせていただいております。

 

あなたの症状が、慢性的でいろいろな治療をしても改善しないということであれば、体の陰陽のバランスが崩れて、治りにくくなっている状況と思われます。

 

当院にご相談ください。

 

お力になれると思います。

 

次回は、木・火・土・金・水の五行についてお話したいと考えています。

 

2014/08/15

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