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シリーズ 陰・陽・木・火・土・金・水のお話し その1


コラム「土用の養生」で、木・火・土・金・水について触れましたので、今回は、「陰陽五行説」について少しお話をしたいと思います。

 

古代中国医学を源流に持つ、東洋医学では、「陰陽五行説」を考えの中心に持っています。

 

すべてのものを、相反する二つの事柄に分けて考えるのが、「陰陽説」です。

 

たとえば、男が陽なら女は陰、蔵府では「府」(胆・小腸・三焦・胃・大腸・膀胱)なら「蔵」(肝・心・心包・脾・肺・腎)が陰、暑いが陽なら寒いは陰、昼が陽なら夜は陰、空が陽なら地面は陰、精神が陽なら肉体は陰、高いところが陽なら低いところは陰、熱が陽なら冷えは陰、動き回るものが陽ならじっとしているものは陰といった感じです。

 

上に挙げた話しを、もう少し複雑にしてみましょう。

 

男っぽい女の人から見て男の人は陽ですが、女っぽい女の人から見て、男っぽい女の人は陽になります。

 

地面からスカイツリーを見上げたときにスカイツリーは、陽ですが、飛行機からスカイツリーを見下ろせば、スカイツリーは陰になります。

 

大人から見て子供は陽ですが、子供の中にも腕白小僧やらおとなしい子はいます。

 

腕白小僧からおとなしい子供を見たときには、陰になります。

 

立場を変えて、学校において子供である生徒は、陰ですが、大人である先生は陽になります。

 

このように二つのものを比べたときにAとBの関係は、どうであるかを「陰陽論」では表します。

 

すべてのものを木・火・土・金・水に当てはめて考えるのを「五行説」といいます。

 

この木・火・土・金・水は、それぞれがうまれ出てくる過程やそれぞれがその働きを抑えあうことで、あるシステムがどのように働いているかをあらわしています。

 

上の表を診てください。

 

木火土金水の順番で五角形ができて、矢印がついています。

 

この五角形と矢印は、次のことを意味します。

 

を育てます。

 

が燃えるとがおこります。

 

が燃えると灰ができてになります。

 

の中には、・鉱物があります。

 

は硬く冷たいものです。冷えると空気中の水分が凝結しを生みます。

 

を育てます。

 

このようにシステムの中でそれぞれの要素が次の要素を生成し、循環していることを表しています。

 

今度は、表の中の星型を見てください。

 

これは、それぞれが牽制しあい制御する働きをあらわしています。

 

の根が張るとを砕きます。

 

をにごらせます。

 

を消します。

 

は、を溶かします。

 

は、を切り倒します。

 

このように木火土金水が循環して生成しあい、抑制しあうことで、システムが成り立っているということをあらわします。

 

助けているから良いとか抑えているから悪いというわけではありません。

 

それぞれがバランスよく働き、助けたり、抑えたりすることによって、システム全体がうまく循環することが大切です。

 

あるひとつの要素に負担がかかり、働きが落ちたり、強くなりすぎたりすれば、そのシステムは全体として機能しなくなることをあらわしています。

 

その考えを根本におき、治療を行うのが、東洋医学です。

 

それぞれの要素を人間に当てはめると、木=肝(陰)・胆(陽) 火=心(陰)・小腸(陽) 心包(陰)・三焦(陽) 土=脾(消化器)(陰)・胃(陽) 金=肺(陰)・大腸(陽) 水=腎(陰)・膀胱(陽)となります。

 

当院の治療は、五臓六腑の働きを東洋医学的に捉え患者様の病体を把握し、それぞれの要素が作り出しているアンバランスを調えるように鍼灸治療・メディカルアロマテラピーをおこないます。

 

五臓六腑の働きがバランスよく働くと自然治癒力が働き、つらい症状をあなたご自身の力で、解消することができるようになるでしょう。

 

今回はここまで、次回は、木火土金水それぞれの要素についてお話したいと思います。

 

2014/08/11

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