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なぜ女性に東洋医学なのか Part 2


女性特有の症状には、「同病異治」、「異病同治」の東洋医学が最適です。

 

東洋医学の言葉に、「同病異治」、「異病同治」という言葉があります。

 

同じ症状であっても、患者さんの状態が違えば、違う治し方になるし、違う症状であっても、患者さんの状態が同じであれば、同じ治しかたになるということです。

 

いろいろな婦人科の病院で、様々な症状に対して出される漢方薬である「当帰芍薬散」という薬。

 

この漢方薬は、もちろん、月経困難症、不妊症、女性の様々な不定愁訴症候群などの婦人科疾患には使いますし、痔でも慢性腎炎でも慢性頭痛、肩こり、腰痛、にきび、めまいなどなど様々な病態に使うことができます。

 

しかし、この薬を婦人科の先生が選んでいるときには、上の症状があるからこの薬を出しておこうと考えているわけではありません。

 

この漢方薬は、色白ぽっちゃりで、冷え、めまい、貧血、むくみ、腰痛などがある若干体や胃腸が弱めの女性の諸症状に効果があるから使われます。

 

反対に1つの病態、たとえば「肩こり」を漢方薬で治療するとすれば、「大柴胡湯」、「柴胡桂枝湯」、「加味逍遥散」、「桂枝茯苓丸」、「桃核承気湯」、「補中益気湯」、「当帰芍薬散」、「十全大補湯」、「帰脾湯」、「葛根湯」などなど、患者さんの持つ体質によって様々な漢方薬が上げられます。

 

漢方薬では、その患者さんの持つ症状の原因が、陽性のものか、陰性のものか(陰陽)、邪が強いのか、体の持つエネルギーが弱いのか(虚実)、熱性のものか、寒性のものか(寒熱)、気の状態、水の状態、血の状態はどうかということで判断して、薬を決めます。

 

これは鍼灸治療でも同様です。

 

患者さんの持つ症状が、陰陽・虚実・寒熱・気血水さらには、五臓六腑のどこに問題があるから、おきているかを考え、それに適した経穴を使い治療を行います。

 

この症状ならば、症状がある部位にただ鍼を刺すだけではなく、全身の状態が改善し、自然治癒力が高まり症状が消えるように治療を行います。

 

嫌な症状自体は、実は、体を治すための必要な反応ともいえます。

 

痛みをはじめとする諸症状は、体に問題があるから、脳に休息か、治療が必要であることを伝える反応だし、炎症は、そこに血を集めて体を治すための反応です。

 

もちろん、医療ですからある症状を取るというゴールは決まっています。

 

しかし、症状を取るために、その症状自体をとるというよりもその症状を起こさなくてはいけない、原因を治すことで、症状を出す必要がなくなる体作りをするように治療を行うのです。

 

鍼灸、漢方を中心とした東洋医学で治療した症状は、体自体の治る力が高まっているため、一度良くなると体が再びその症状を出す必要が出てくるまで症状は出ません。

 

その症状が出なくなるように生活の改善をする必要はあります。

 

病気の体は、日常生活の不摂生により生まれてくるからです。

 

西洋医学的には同じ病名でも、一人ひとりの生活環境が違い、病態が出る原因が違えば、治療が変わる、または、似たような生活環境下で起きた症状は、違う病名でも治療が同じになる。

 

症状を見るだけではなく、患者さんの体を良く見て治療する東洋医学では、ごく普通のことといえます。

 

女性の特有の症状は、月経やホルモンバランスの影響により、繊細で複雑です。

 

また現代の複雑なストレス社会において、病態はさらに複雑化を増しています。

 

もちろん西洋医学的な直接症状を叩く治療が必要になることは、あります。

 

しかし、それだけでは、その病気が起きた原因を取り除くことはできません。

 

根本的にお体を治したいとお考えの方は、ぜひ鍼灸・漢方薬などの東洋医学を取り入れた治療をすることをお勧めいたします。

ぜひ、当院に一度ご相談ください。

 

「うりずん金親」

2014/07/07

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