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子宮内膜症のお話し3-2東洋医学的に「痛みや症状はなぜ出るの?」

千葉市中央区婦人科疾患特化型 鍼灸院 鍼灸・メディカルアロマテラピー・よもぎ蒸しの 鍼灸整骨うりずんです。

「子宮内膜症のお話」 3の2ということで、東洋医学的にみて、痛みや症状がなぜ起こるか?というおはなしの続きです。

3-1で、人間の体の中には、守らなくてはいけない、器官に順番があり、子宮や卵巣は、比較的順位が低く、全身の不調が症状として表れやすい内臓であるというお話をしました。

子宮内膜症のお話し 3-1 痛みや症状はなぜ出る? 東洋医学の立場から

では、人間が生きていくうえで、一番大切器官は、なんでしょうか?

それは、肝臓・心臓・脾臓(膵臓など消化吸収にかかわる器官)・肺・腎臓の五臓とその生理機能です。

植物状態の人を見てもわかるように、五臓の働きが正常であれば、たとえ大脳皮質が機能していなくても生物として生命を維持することができるほど、「五臓」は、人間にとって、大切な器官になります。

それら主要臓器は、組織損傷や病変が起こると、臓器不全になり、生命の危機に陥る可能性があります。

そのため、五臓は、容易にダメージを受けないように、自律神経によって、守られています。

強いストレスや日常の不摂生は、「首肩の凝り」や「背中の張り」「手足の冷え」などを引き起こします。

また、強いストレスや疲労などにより、「月経周期が乱れた」、「生理痛が重くなった」という話はよく聞きます。

これは、ストレスや過労、日常の不摂生により蓄積する疲労に対して、全身の機能をコントロールしている自律神経が、反応している現象です。

強いストレスや過労、不摂生による疲労を日常的に受けていると、自律神経は、その状況は、生命を健全に維持するうえでは、危険な環境と判断し、体を守ろうとします。

すると、自律神経は、生命維持に大切な内臓(五臓)へ血液を集中させるために、最悪なくても生命維持にかかわりのない筋肉・子宮・卵巣などの運動器や生殖器への血流を抑えるわけです。

これは、生命を維持していくうえでは、理に適っている反応です。

しかし、血流を低下させられた子宮・卵巣・筋肉など末梢器官では、血行不良が起きるわけですから、それぞれが血液を集めるために、何か対策を講じる必要が出てきます。

末梢の器官では、発痛物質であるプロスタグランジンなどを放出し、組織に血液を集める反応「炎症」や「痛み」を起こすのです。

また、末梢の痛みは、末梢に血液を集める以外にも、大切な役割があります。

それは、考える脳「大脳皮質」に体の危機的な状況を教えるということです。

つまり、筋肉の痛みやコリ、頭痛、生理痛などをおこし、「現在疲労がかなりたまっているよ。このままでは、主要な内臓に負担がかかるよ。」と「大脳皮質」におしえ、 休息や養生を促している反応なのです。

体がせっかく教えてくれているのですから、それを無視せずに、しっかり休息をとる、良い食事をする、適度な運動をするなど、健康でいるためにできる当たり前のことを、当たり前にできるようにしたいものです。

今回は、東洋医学的な痛みの意味についてお話ししました。

次回は、「不妊症」や強い生理痛などの原因になる子宮や卵巣などの器質的な病変「子宮内膜症」がなぜ起こるかについて、お話ししたいと思います。

2016/09/13

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