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妊活中の食生活 イソフラボンの摂りすぎに注意です。


千葉市中央区婦人科疾患特化型治療院 鍼灸・メディカルアロマ・ヨモギ蒸しの鍼灸整骨うりずんです。

昨今の健康ブームでは、いろいろな食材が体に良いとテレビや雑誌で取り上げられて、そのたびに、その食材が流行するという現象が起こります。

取り上げられる食材には、もちろん、それぞれ良いところがあります。

しかし、メディアには、その効果を劇的に紹介する傾向があり、そのため、情報を受け取る側に、若干の誤解が生まれてしまうことが往々にしてあると感じます。

そこで、今回は、大豆に含まれるイソフラボンが、不妊治療に良いということに関しての誤解についてお話をしたいと思います。

イソフラボンは、女性の健康に良いと、多くのメディアに取り上げられ、多くの方が、イソフラボンが、体内では、女性ホルモンのエストロゲンと同様にはたらくということを知っています。

エストロゲンには、皮膚や血管の働きを整え、骨を丈夫にする働きがあり、女性にとって、とても大切なホルモンです。

しかし、閉経を迎えた40代後半から50代にかけては、その分泌量が、急激に低下し、皮膚の潤いが落ちる、骨粗鬆症になるなど、肉体的な老化が始まります。

アンチエイジングのため、少なくなっていくエストロゲンを大豆製品やイソフラボン含有のサプリメントや化粧品で補うと良いということは、よくテレビ番組や雑誌などのメディアで紹介されています。

また、欧米では、健康ブームの中、豆腐などの大豆製品にスポットが当たり、脂質の少ない良質の植物性たんぱく質でとてもヘルシーと注目されているといろいろなメディアで紹介されています。

その影響で、大豆製品は、とてもヘルシーかつ、エストロゲンの働きを補い女性を若返らせる、まさに女性の味方、というイメージを多くの方が持っているはずです。

ただし、メディアは、良い面だけを、多く紹介し、イソフラボンを大量摂取にすることによって起こる問題については、あまり紹介しません。

イソフラボンが、不妊症や妊活中の方の体にどのような問題を起こすかお話をする前に、エストロゲンが、どのように妊娠に関してはたらくかについてお話しをすると、エストロゲンは、月経周期の中で、子宮に作用し、子宮内膜を厚くする、子宮頚管粘液の分泌を増加し、粘度を低下させ、精子の侵入を助けるなどの働きをして、妊娠を成立を助ける上で、とても大切なホルモンです。

きっと、不妊症や妊活中の方は、体の中にエストロゲンがより多くあるほうが、妊娠しやすいからだが出来るというイメージを持ち、イソフラボンを多く摂取するのではないかと思います。

しかし、月経周期は、エストロゲンなどの女性ホルモンの量を脳がモニターして、その量の増減をコントロールすることで、排卵、子宮内膜の増殖、内膜の脱落(生理)を起こしています。

そのため、イソフラボンが体内でエストロゲンのように働くからといって、常に大豆製品やサプリメントを大量に摂取していると、女性ホルモンの放出をコントロールしている脳は、いつでも血中にエストロゲンが、たくさんあると勘違いしてしまい、月経周期が乱れてしまう恐れがあるのです。

また、イソフラボンは、エストロゲン同様に子宮内膜を厚くします。

エストロゲンの場合は、体内で月経周期にあわせ、増減を繰り返すことで、子宮内膜の増殖と脱落がおこり、子宮内膜の厚さをコントロールしますが、日常的に、大豆イソフラボンを大量に摂取すると、子宮内膜増殖症という、無月経や排卵障害、着床障害を引き起こす病気になるリスクも上がってしまいます。

大豆イソフラボンを 女性ホルモンの働きを助けてくれる妊活のミカタと硬く信じて、毎日のように大豆製品・やサプリメントをとり続けると、かえって妊娠しにくい体を作ってしまう可能性があるのです。

食品安全委員会は、大豆イソフラボンの摂取目安量の上限値を70~75mgとしています。

そのうちサプリメントや特定保険食品などで摂取する量は、一日あたり30mgまでが望ましいとしています。

ちなみに大豆製品 100g中に含まられるイソフラボンの量は、

大豆140.4mg

煮大豆 72.1mg

いり大豆 200.7mg

きな粉 266.2mg

豆腐 20.3mg

凍り豆腐 88.5mg

おから 10.5mg

納豆 73.5mg

味噌 49.7mg

豆乳 24.8mgです。

大豆製品をよく食べる日本人であれば、十分なイソフラボンの量を普通の食生活からでも取れるのではないかと思います。

妊娠しやすい体を作るためと信じて、朝・昼・夜と大豆製品を大量に取り、さらにイソフラボンのサプリメントを飲むといったような極端な食生活をすることは、かえって、妊娠しにくい体を作ることにつながりかねません

大豆製品をバランスよく摂るのであれば、妊活にも不妊症にも良い影響が出る可能性は、十分あると思います。

しかし、大豆製品に限ったことではないですが、テレビや雑誌で紹介されたことを鵜呑みにして、そればかりを食べていると、かえって栄養のバランスを崩し、むしろ不健康な状態になってしまうこともあるのです。

普段から栄養バランスを考え、何でもよく食べるということが、健康的な食生活、体の状態を整える食生活につながります。

妊活中の方であれば、健康で温かい体を作るために、冷たいものを避け、お肉も野菜もお米もお魚も豆腐も納豆も何でもよく食べることが、妊娠しやすい体を作る食生活です

 

鍼灸整骨うりずんでは、妊活中のかた、不妊治療をされている方のお体を 鍼灸・メディカルアロマテラピー・ヨモギ蒸しで、妊娠しやすい体にするお手伝いをさせていただいております。

いつでもご相談お待ち致しております。

2016/04/08

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