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「ニキビ占い」と顔面部の「五行配当」


千葉市中央区 婦人科疾患特化型治療院 鍼灸・メディカルアロマ・よもぎ蒸しの鍼灸整骨うりずんの金親です。

中学生くらいのころ、「ニキビ占い」ってありませんでしたか?

思春期で、ニキビが顔のあちこちに出来て、恋愛に浮かれる時期ですから、一度くらいは、どこかで聞いたことがあるのではないかと思います。

 

額のところにニキビが出来たら、思いにきび

下あごにニキビが出来たら、思われニキビ

右のほっぺたにニキビが出来たら、ふられニキビ

左のほっぺたにニキビが出来たら、ふりニキビ

鼻の頭に出来たら、両想いニキビ

 

中学生当時、「ニキビ占い」にそれほど興味がなかったこともあったと思うのですが、私は、ニキビの場所とその意味が覚えられませんでした。

余りにも他愛ないことだったので、忘れていましたが、つい最近、インターネットで、なにか調べていたときに「ニキビ占い」に関する面白い記事を目にすることがあり、その意味が理解できたというお話をしたいと思います。

というのも実は、「ニキビ占い」は東洋医学の診察法に基づいた占いだったのです。

鍼灸治療などの東洋医学の診察では、相手の動きや皮膚の状態、姿かたちなどを診てその人の病体を推しはかり、治療方針を立てる「望診」という方法があります。

「望診」の中には、顔面を見る「顔面診」があります。

顔面を額、下あご、右の頬、左の頬、鼻に分けて、それぞれ、額が「心」下あごが「腎」右の頬が「肺」左の頬が「肝」鼻が「脾」(消化器)と「五蔵」の影響が現れるエリアを配当します。

例えば、鼻にニキビが出ていたとすると、「この人の胃腸の状態は大丈夫かな?」とか、あごの辺りに皮膚や肌肉に力がなければ、「体の元気をためている「腎」に不調があるのかな?」などと、バイアスをかけて問診、診察をすると他の東洋医学的所見と一致することが間々あります。

鍼灸治療は、東洋医学のルールに基づき、体が発信している情報の意味を理解して、治療点を見つけ出し、施術しますが、この顔面診も有効な病体把握の手段と考えます。

 

「顔面診」では、顔面を「五蔵」に配当して病体を把握するのですが、「五蔵」には、それぞれの影響が出る「五志」「心」=「喜ぶ」「脾」=「思う」「腎」=「恐れる・驚く」「肺」=「悲しむ」「肝」=「怒る」)という感情があると考えられています。

私が「ニキビ占い」を再び思い出したきっかけになった記事には、それぞれのニキビが出来た位置の意味が、顔面部の「五蔵」の配当と「五志」に、一致するといった内容だったと思います。

額の「思いにきび」

これは、「心」のエリアに当たりますが、人を好きになると気持ちがウキウキして楽しい気持ちになります。

この気持ちは、「心」の五志である「喜ぶ」に当たり、人を好きになったという浮かれた気持ちが、「心」に変調を与えたことで、「心」のエリアである額にニキビが出たと考えます。

下あごの「思われニキビ」

ストーカーではありませんが、知らないうちに人に思われるということは、結構怖いことです。

「腎」の五志は、「恐れ・驚き」です。

人からの強い思いやそれを知った時の驚きが、「腎」に変調を与え「腎」のエリアである下顎にニキビが出来ると考えます。

左の頬の「ふりニキビ」

人を振るときは、やはりそこに何らかの怒りや不満が出るのではないでしょうか?

左の頬は、「怒り」を五志とした「肝」のエリアです。

何らかの怒りの感情が、「肝」に変調を与え、ニキビが出来ると考えます。

右の頬「ふられニキビ」

ふられたら悲しい気持ちになります。

「悲しみ」は、「肺」を傷つけるといわれています。

「肺」の変調が、右の頬に出てにきびが出来たと考えます。

最後に鼻、「両想いニキビ」です。

恋愛をして、相手を思う気持ちが強すぎて食欲がなくなったりしたことはありませんか?

「思う」という五志は、「脾」(東洋医学では主に胃腸系の働きを担っていると考えます。)に変調を与えます。

そのため、「脾」のエリアである鼻にニキビが出来たと考えます。

人間の体は、心身一如です。

心の状態は、体の変調として現れます。

その記事を読むまでは、正直なところ「ニキビ占い」なんてバカバカしいと思えないほど、頭のどこにも引っかかっていなかったのですが、その記事を読んだときに、「ニキビ占い」を納得してしまいました。

中学生のころの迷信だろうと侮っていた「ニキビ占い」が、私が実践している東洋医学に基づいていたとは。

どんな些細なことでも気がつくことが出来れば、意味があるということを教えられた、エピソードでした。

2014/11/12

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